スパイダーマン:ホームカミング 公開直前!もっとスパイディを好きになるアレコレ #SpiderManHomecoming

こんにちは。しばらくブログをサボって映画オタク活動に勤しんでいました。デザイナーのpecoです。「そろそろブログ書きなよ〜これから公開の面白そうな映画ないの〜?」と小突かれたのでじゃあもうこれを出すっきゃない、『スパイダーマン:ホームカミング』!!
ついにこの映画について書けると思うと興奮してきますね…もうすぐ公開です…よ…。(興奮でとても息が荒い)

まずはトレイラーのご紹介から。


さすがはマーベル!主人公ピーター・パーカーのフレッシュさを余すところなく映し出し、アクションシーンもパーフェクト、迫力満点です。
そして大きくフィーチャーされているトニー・スターク(アイアンマン)との関係。初のスパイダーマンのスクリーンデビューは“マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)”から発表された『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)でしたが、そこから関係が続いています。

映画界でのスパイダーマンの歴史と大人の事情

まずは、スパイダーマンといえば言わずと知れたキング・オブ・アメコミキャラクター。日本人ですら知らない人の方が少ないのではないでしょうか。
アイアンマンやキャプテン・アメリカなどを生み出したマーベル・コミックを代表するヒーローの1人で、元はコミックスのキャラクターでしたが、映画はこれまでにいくつも公開されています。

スパイダーマン(Spider-Man, 2002年)
スパイダーマン2(Spider-Man 2, 2004年)
スパイダーマン3(Spider-Man 3, 2007年)
アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man, 2012年)
アメイジング・スパイダーマン2(The Amazing Spider-Man 2, 2014年)
スパイダーマン:ホームカミング(en:Spider-Man: Homecoming, 2017年)

スパイディがメインの映画はざっとこんな感じ。これまでに5本制作され、今回のホームカミングで6本目となります。とはいえ、これら全て繋がったお話ではないんです。

リブートに次ぐリブート

初作のスパイダーマン三部作公開の後に学生期を描く作品にするために、リブート作品としてキャストも新たに『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが制作され、こちらも当初三部作となる予定だったのですが、MCUシリーズへスパイダーマンを出演させることが決定したため、3作目制作は中止となり再びシリーズをリブートすることが決定。新シリーズ第1作となる『スパイダーマン:ホームカミング』ではなく『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)が新スパイダーマンのデビュー作となりました。

権利の問題でなかなかできなかった、他ヒーローたちとの共演

マーベル・コミックスは出版社でありキャラクターの生みの親なのですが、それぞれのキャラクターによって映画化の権利はバラバラ。

アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、アントマン、ドクターストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなどは“マーベルスタジオ”。そしてスパイダーマンは“コロンビア映画”が映画化の権利を握っていました。コミックス内ではデッドプールと仲良しなスパイディや、キャラクター同士のコラボが楽しめますが、映画界では「大人の事情」により、ファンにとってスパイディが他のヒーローたちと共闘するというのは夢のようなお話だったのです…。

しかし!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にスパイディを出そうという話が持ち上がり、夢だと思われていたことが現実に!!はじめてスパイディがMCUの映画作品に登場することとなりました。『アメイジング・スパイダーマン』を引きずらず、新たにリブート作品としてキャストも一新し今回全く新しいスパイダーマンが生まれたのです。
この経緯を見てみると、『ホームカミング』というタイトルもうなづけますよね。(おかえり〜!)

そんなこんなで普通これだけシリーズが出ていると「前の作品も観なくちゃ…」となりがちですが、今回は全く新しいスパイダーマンなので、これまでの作品を観たことない方でも楽しめる作品となっていそうですね。

鑑賞前に知っておきたいこと、観ておきたい作品

「これまでの作品を観たことない方でも楽しめる作品となっていそうですね。」なんて気取ったことを言いましたが、より今作を楽しみたい方はやっぱり予習することをおすすめします。というのも、予告で大きくフィーチャーされていたトニー・スターク(アイアンマン)の姿からわかるように、これまでのMCU映画作品と繋がっているのです。
しかしこれまでのMCU作品を観ようと思うと、その数実に15本…全く観たことがない方にはいささか厳しい数です。
ということでちょっと強引ですが、一応これだけ観ておけば最低限(ほんとに最低限)トニー・スタークやアベンジャーズとの関係がわかるのではという作品3本をピックアップしました。

アイアンマン


トニー・スタークという人物、そしてアイアンマンがいかにして誕生したかを描いた作品です。

アベンジャーズ


初めてマーベルヒーロー達がそれぞれの作品の枠を飛び越え一同に会した作品。
トニー・スタークをリーダーとして、世界を滅亡から救うためにドリームチームが戦います。
これは今作のホームカミングとは正直まったく関係がないのですが、ピーターが入りたがっているのがこのチーム。そしてスパイディのMCUスクリーンデビューとなる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を観るためには前知識として観ておいた方がいいんじゃないかな〜と思います。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ


キャプテン・アメリカシリーズ3作目にしてアベンジャーズメンバーも(ソーとハルク以外)出演している作品です。そしてMCU作品としてスパイダーマンが初登場し、トニー・スタークとピーター・パーカーが初対面を果たします。
注意点としてはアベンジャーズシリーズではなく、あくまでもキャプテン・アメリカシリーズだということ。この作品ではキャプテン・アメリカとアイアンマンとが“ある理由”から仲間であるにもかかわらず戦わなければならない状況に陥るのですが、そこをきちんと理解するためにはキャプテン・アメリカシリーズの鑑賞が必要になってしまうのです…。とはいえ、今回はスパイダーマンを楽しむためなので、その辺のゴタゴタは涙を飲んでほっておくとして、とにかくトニーとピーターの出会いや関係と、スパイディがどんな青年なのかを知ることができるので観ておいた方が良いでしょう。

3本観るだけでもちょっと大変に感じるかもしれませんが、MCU作品はどれもこれも大変面白く、クオリティの高い作品ばかりです。ホームカミングの公開まであと1ヶ月ほどあるので、3本と言わず15本、観ちゃってもいいんだよ?観て??(過激派)

ちなみに、シビル・ウォーを観終わった後、ハルクとソーが一体なぜ戦いに参加しなかったのかが気になった方はこちらのおちゃめな動画をご覧ください。

シンデレラボーイはトム・ホランド


満を辞してMCU作品として世界に公開される“スパイダーマン:ホームカミング”。傑作と呼ばれること間違いなしのこの超大作のスパイディ役に大抜擢されたシンデレラボーイは、トム・ホランド。1996年6月1日生まれ、イギリス・ロンドン出身の若手俳優です。スパイディは高校生の設定なので若い俳優が必要とされていましたが、撮影当時19歳だった彼はこれまでスパイディ役を演じてきた歴代俳優の中で最もキャラクターとの年齢も近いようです。

スパイダーマンを演じるために生まれてきた

スパイダーマンの生みの親スタン・リーは「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と語り、ソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループのトム・ロスマン会長は

「私は、共に仕事をした新進気鋭の監督たちがスーパースターになっていくのを幾人も見てきたが、ジョンもそうなれるだけの才能を備えている。スパイダーマン役についても、数多くの若く素晴らしい俳優がいたが、トムのスクリーン・テストだけは特別だった。つまり、私たちは最高のスタートを切ったんだ」
引用:oricon

とトムを大絶賛!!

それもそのはず、まだすこしあどけなさが残るベビーフェイスで油断してはいけません。トムの身体能力はとにかくすごいんです。まるで本物のスパイディ。

彼のinstagramではこんなアクロバットな動画や写真が数多く公開されており、ファンを驚かせています。
ホームカミングの監督ジョン・ワッツもスタントの多くをトム自身にやってもらったと語っており、トムは撮影に向けさまざまなトレーニングを積んだとのことで、「毎日できる限りたくさん腹筋をしたんだ。そのおかげで、ワイヤーからぶら下がっているときもバランスをうまく保つことができたよ。体操選手は信じられないくらい強い体幹を持っているけれど、それは何か失敗をして頭から落下しても、身体がきゅっと締まって怪我をしないためなんだ。だから僕も体幹を鍛えたんだ」と語っています。(引用:CinemaCafe.net

トムは既にマーベルの新作6作品に出演する契約を結んだことを明かしており、今回のホームカミングに続き、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』と、その後に制作される3作は確実にトムの活躍を楽しむことができそうですね!

ワールドプレミアがアツすぎる!!


先日6月28日(現地時間)、今作のワールドプレミアが米ロサンゼルスで行われ、トム・ホランドをはじめ、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrなど、豪華キャスト達、そして主要キャストに加え、御年94歳となるアメコミ界のレジェンドにしてスパイダーマンの“生みの親”、スタン・リーなどがレッドカーペットに登場しました。スタン・リーからは「日本のファンのみなさん、愛してるよ!」というメッセージも。


スパイディ仕様にデコレーションされたアウディがレットカーペット上に登場し、そのボンネットの上にはスパイディの姿が!手にはセルカ棒を持ち、イベントの様子を撮影している模様。


ひとしきりポージングを決めた後は華麗な宙返りでカーペット上に着地しました。ひつとひとつの動きがパーフェクトにスパイディ…!!


柵に押しかけたファンとセルフィを楽しんだ後は車内に戻ったかと思うと、今度はスパイダーマンコスチュームを脱いだ主演トム・ホランドが颯爽と車を降りてきました。まるで「たった今車内でコスチュームを脱いでスーツに着替えたよ」と言わんばかりに、右手にはスパイダーマンスーツの抜け殻が。車内にコスチュームを投げ入れてファンの元へ歩み寄り、サインやセルフィに応じました。

公開前から止まらない!おもしろ企画やインタビュー

本国アメリカでの映画公開は7月7日、それに先駆け、スパイダーマンが様々な企画やインタビューが公開されています。その中からいくつかご紹介しましょう。これを観ればスパイディとトム・ホランドが好きになること間違いなし!!

ドッキリ企画!スターバックス×スパイダーマン

私たち日本人もダイナ好きなスターバックスコーヒー。海外でも大きなカップを片手に歩いている風景はよく見かけますが、なんとそのスターバックスへスパイディがやって来た!とてもアメリカらしいドッキリ映像が公開されました。


客の注文したドリンクをサーブする店員が「スパイダーマン!」と呼びかけると、なんとコスチュームに身を包んだスパイディが天井から登場。「驚かせてゴメンね。僕のコーヒーを取ろうと思ったんだ」と、自分の名前が書かれたコーヒーを受け取ります。そしてなんと、動画の最後にはあのスタン・リーの姿も。マーベル作品のカメオ出演ではもうお馴染みですね!スパイディを撮影するスタン・リー、かわいすぎる!!

スパイダーマン 空を飛ぶ!ジェットスター・ジャパン×スパイダーマン

映画の公開を記念し、ジェットスター・ジャパンの飛行機がスパイディ仕様に!!初フライトではスパイダーマンのコスチュームに身を包んだ大勢のファンを乗せ、空へと飛び立ちました。その様子はtwitterのハッシュタグ、『#スパイダージェット』で確認することができます。

まさかのコラボ?!ブルーノ・マーズ×スパイダーマン


ブルーノ・マーズのヒット曲”That’s What I Like”のパロディ動画がトム・ホランドのインスタグラムにて取り上げられSNSなどで大きな話題に!あくまでもパロディなので公式の企画ではないのですが、あまりにもクオリティが高いのでご紹介します。
本家ミュージックビデオに忠実に沿った『スパイダーマン:ホームカミング』仕様の映像と歌詞、そのクオリティの高さに脱帽です!是非本家ブルーノMVと見比べて見てくださいね!

トム・ホランド、緊張のあまりスタントマンをロバート・ダウニー・Jrと間違えた!?


今作ではスパイディ1人でなく、あの大人気ヒーロー、アイアンマンも出演しており、トム・ホランドが初めてロバート・ダウニー・Jrに出会った際、感激と緊張のあまりまさかの人違いをしたというエピソードを語っています。

ピーター・パーカーVSユーチューバー


フランス人ユーチューバーとトム・ホランドがまさかのコントを披露。ピーター・パーカーの前で「僕はスパイダーマン」と話すユーチューバーに対して、「もし君がスパイダーマンなら、糸も出せるよね?」と少し意地悪そうにカマをかけるトムがとてもかわいいです。

スパイダーマン、ソーに反撃!

今作でスパイダーマンを演じるトム・ホランドが、同じくマーベルヒーローである“ソー”を演じているクリス・ヘムズワースが自身のinstagramに投稿した動画に反撃する動画を公開しました。
まずは事の発端となった、クリスが投稿した動画がこちら。


クリスは動画内で「かわいいな、お前達ここで人形遊びか?」と人形を見渡し、「へんだな、ソーのフィギュアがない、わざとかな?」と『シビル・ウォー』に呼んでもらえなかった恨みたっぷり。そしてキャプテン・アメリカのフィギュアを手に取り、「僕をみて!僕はアホでーす」とおちゃらけたあと、ソーのハンマー、“ムジョルニア”で次々とフィギュアをぶっ飛ばしていきます。そしてスパイディのフィギュアを小突き倒し、「こいつなんてガキだろ?ころっと転んじゃうだろうね」と一蹴。

そんなクリスの動画に対するトムからのアンサー動画がこちら。


「やあみんな、これから僕もクリス・ヘムズワースと同じことをやってみるよ。僕にはあんなにかっこいい見た目もオーストラリアアクセントも、すごい上腕二頭筋もないけどね。」 と前置きをしてから、目の前に並んだフィギュアたちを見て「ここに僕たちアベンジャーズがいる。ソーを置くスペースはもちろんあると思うよ。…でも僕が知っているのは…」と右手を差し出しクリスを真似てノールックで“ムジョルニア”を引き寄せようとするも…残念失敗。
キャッチできなかったミニミニサイズの“ムジョルニア”をつまみ上げ、「僕もハンマーを扱うことができるってこと」と笑顔を見せ、次に「誰がガキだって?Assholeと、おもむろにソーのフィギュアに一撃!カメラに向かって実に満足そうな表情です。
そしてスパイダーマンのフィギュアとアントマン、そしてアイアンマン、キャプテン・アメリカのフィギュアに手を伸ばし、4体を引き寄せながら「ベストフレ〜ンド♪ベストフレ〜ンド♪(僕らは親友〜♪)」と歌います。かわいい…。
続けて、「正直君はちょっとこわい〜♪」とウィンターソルジャーことバッキーのフィギュアをそっと遠くに避け、次にホークアイのフィギュアをつまみ上げながら「君とはまだなんの絡みもないし〜♪」と歌います。そして最後に『シビル・ウォー』でドンパチした因縁の相手ファルコンのフィギュアに対しては「あんたの尻を蹴飛ばしてやる、はいそこで座ってて」とテーブルから落下させました。そしてまた満足げな顔でベストフレンドとした4体を囲んで「これが、Aチーム!」と言った後、どこから取り出したのかスパイダーマンのお面でAチーム以外全てのフィギュアをテーブルからはたき落とすのでした。クリスより過激じゃん!

スパイダーマン:ホームカミングは8月11日公開!


さて、いかがでしたか?いつも通り長くなりましたが、日本では約1ヶ月遅れの2017年8月11日公開です。
これまでになくフレッシュで、より青年らしいピーター・パーカー像にフォーカスし、ティーンの小さな世界とヒーローの戦いを壮大なスケールで描いた今作。これまでのスパイダーマンシリーズやMCUヒーローの中でもまったく新しい一作となりそうです。

前売り券をゲットしよう!

現在劇場やウェブサイトでは前売り券も発売中で、購入するとすてきな特典もついてきますよ!

第一弾のムビチケカードを購入するとスパイディマークのイヤフォンコードリール、そして第二弾を購入するとシリコンバンドが付いてきます!

また、前売り券販売サイト、メイジャーにてムビチケカード1弾・2弾を一度の注文で2枚以上同時購入された方の中から“映画オリジナルグッズ”がもらえるプレゼントキャンペーンも実施中のようです!ミニフィギュアほしい〜!!

この夏はパイレーツ・オブ・カリビアンに続き、スパイダーマン、MCUの世界にどっぷりハマってみてはいかがでしょうか?

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