こんにちは、デザイナーのpecoです。
もうすぐバレンタインですね！どうでもいい！！でもチョコだけは食べたい！
本日のおしながき
今回の記事は非常に長いのでかいつまんで読みたい方はぽちっとな。
アサシンクリードは一見さんお断り!?
さて、来たる3月3日のひな祭り。この日公開予定の映画があります。
そう、【アサシン クリード】です。
X-MENのマグニートー役などで知られ、アカデミー賞にもノミネートされた人気俳優マイケル・ファスベンダー主演のアクション映画です。
もともとはPlayStationやXbox、ニンテンドーDSなど数々の媒体で展開されている大人気アドベンチャー・アクションゲーム【アサシンクリード】が原作となっています。
すったもんだいう前にまずは予告編をチェケラ。
いや〜〜〜！！かっこいい！かっこよすぎるよファス〜〜！（黄色い声）闇に生き、光に奉仕する…。（例のポーズ）
原作はゲームですが、今作は完全オリジナルストーリだそう。
「じゃあゲームを知らなくても楽しめるね！」と思っていたのですがところがどっこい、こんなツイートが。
アサクリ見てきたんだけど、原作未プレイ民を容赦なく振り落としに来る映画だった…アクションは本当に華麗で素晴らしいんだけど、本編の７割くらいが現実世界での謎めいたキャラとの思わせぶりな会話とか専門用語の応酬とかで、制作側の「原作プレイしてから来い」という強い意志を感じた🙏 pic.twitter.com/CCMzI2YfWe
— まおう (@149lunettes) 2016年12月21日
もうアサシン クリードの映画楽しみでしかない。専門用語バンバン出てくる一見さんお断り仕様になってるらしいじゃん？そんなんほんとに好きなファンのみが観れる映画ってわけでしょ。任せろ設定も用語もバッチリだ。
— 激低浮上のトガシ＠おそカラ5/23 (@irotonbo10) 2016年12月28日
これは YA BA I 。
いくらマイケル・ファスベンダーが好きでも今からアサシン クリードをプレイしてたら間に合わないし、実況プレイを見ている暇もない。何を隠そう私はゲームが死ぬほど下手なのです。
ということで、今回はアサクリを1ミリも知らない私ができる限り調べたアサクリ知識をシェアしたいと思います。
ストーリー
※以下ストーリー解説のため一部予告から読み取った情報が含まれます。一切の情報を断ち切って映画を楽しみたい方は回れ右！
出典：youtube
主人公カラム・リンチ（マイケル・ファスベンダー）は、幼い頃目の前で父親が母親を殺害する現場に遭遇してしまい、苦悩を抱えたまま成長。その後殺人を犯し死刑を執行されます。執行日は奇しくも彼の誕生日…。
ちなみに、このカラム・リンチ、ゲームには登場しない今作のためのオリジナルキャラクターです。
死刑を執行されたはずのカラムは覚えのないベッドの上で目を覚まします。死刑になったはずなのにーー。
どういうわけか彼の身体もピンピンしています。しかし、何も思い出せないカラム。
出典：youtube
そんなカラムの目の前に、”ソフィア・リッキン博士”（マリオン・コティヤール）が姿を現します。
口を開いた彼女はカラムに言います。「あなたの記録はすべて抹消したわ。あなたはもうこの世に存在しないの。」
わけがわからないカラム。見覚えのない場所、知らない人たち。彼らに連れられ、”遺伝子情報から記憶を呼び起こし探求する”目的で開発された“アニムス”という装置を装着されます。
出典：youtube
この”アニムス”、記憶を呼び起こすだけではなく、かつての[視覚][聴覚][触覚]まで再現するという代物。
今作では攻殻機動隊、そして映画マトリックスのようにうなじ（脊髄）部分に接続し、巨大なロボットアームで祖先の動きまで追体験できるデザインとなっています。（ゲームではマトリックスのようにリクライニングチェアタイプ。）
“アニムス”にかけられ「何が目的だ…」とソフィア博士を睨みつけるカラムに対し、博士は「あなたの過去よ」と言い放ちます。
続けてこうも言います。「あなたが体験するのは500年前に死んだ祖先の記憶よ」
出典：youtube
時は遡り500年前の15世紀（ルネサンス期）スペイン。
人間の自由意志をコントロールする秘密が隠されているとされる“エデンの果実”を巡り、自由意思を重んじ、エデンの果実の秘密を守る“アサシン教団”と、エデンの果実を手に入れ、人類の支配を目指す“テンプル騎士団”の間では長年争いが繰り広げられていました。
実はこのアサシン教団とテンプル騎士団、なんと500年前どころではなく、現世でも秘密裏に闇の戦いを繰り広げていたのです。その戦いは数千年以上続いていました。
テンプル騎士団は“アブスターゴ社”という超巨大企業として現世で世界を牛耳っており、そんなテンプル騎士団にアサシン教団は苦戦を強いられ劣勢の状態です。
出典：youtube
アブスターゴ社のCEOであり、ソフィア博士の父親、”アラン・リッキン”はテンプル騎士団のメンバーとして、現世で”エデンの果実”を探しているのでした。
そんな父の元、ソフィア博士はアブスターゴ社に身を置き、暴力による治療法を研究。自らが開発した”アニムス”にカラムをかけます。
出典：youtube
なぜカラムの記憶を呼び覚まし、先祖の記憶を辿るのか？
なぜカラムでなければならないのか？？
それはカラムの祖先が、500年前のスペインに存在した”アサシン教団”のメンバー、“アギラール・デ・ネルハ”だから。
アギラールは歴史上で”エデンの果実”の秘密に最も近づいた人物とされており、現世で”エデンの果実”を探すためには、子孫であるカラムの遺伝子から彼の記憶を辿る必要があったのです。
そう、死刑を執行されるはずだったカラムは研究施設・アブスターゴ社に拉致されており、”エデンの果実”の秘密を探るよう協力を強いられることになります。
出典：youtube
カラムはアブスターゴ社に囚われ、何度も”アニムス”に接続されます。
そして、”エデンの果実”の秘密に近づけば近づくほど、カラムに変化が現れ始めます…。
500年前にのアサシン教団とテンプル騎士団の間で起こった戦いと、現世で今もなお続く戦い、そしてエデンの果実の行く末は果たしてーー？
これだけは知っておきたい？!トレイラーから見るアサクリ用語
アサシン教団
出典：youtube
“真実はなく、許されぬものなどない”という”アサシンクリード(暗殺者の信念)”に従い、密かに活動を続けてきたアサシン(暗殺)の集団。別名”暗殺教団”。
彼らの起源は遠く人類発祥の時期まで遡ると考えられており、人間の自由な意思や活動を尊重し、テンプル騎士団と対立を深めていく。他人を支配しようとする暴政と戦い、その手段として彼らは人々の中に溶け込み、決して目立つことなく敵を倒す暗殺者（アサシン）となった。
テンプル騎士団
出典：youtube
アサシン教団と同じく、人類誕生の時代から点在していたとされている。「自分たちは人類をより良い方向へ導くことができる」と信じ、その手段として人間の自由意志を奪うことで救済し、規律と秩序によって世界をコントロールを目論む。目的のために政治を腐敗させ、宗教を悪用し、権力と富を追求してきたとされている。
アブスターゴ財団
出典：youtube
20世紀からテンプル騎士団が設立した多国籍複合組織。表向きは世界を牛耳る超巨大企業であり、内部はテンプル騎士団の活動拠点となっている。
宗教の力が衰えたため、科学を応用した技術戦争を仕掛けようと研究や発明に投資がおこなわれた。この企業を使って、テンプル騎士団は太古から続く知識を探求し、人類への支配力を強化しようとしている。また、今作では”アニムス”を発明し、主人公カラムを拉致。
アニムス
出典：youtube
アブスターゴ財団が発明した装置。被験者は脊髄部分が接続され、DNAに保存された遺伝子の記憶を呼び起こすことができる。
記憶を呼び起こすだけではなく、かつての[視覚][聴覚][触覚]まで再現し、祖先の行動を3次元の世界で追体験することができ、肉体的にリンクする。プロジェクターを通し、周囲もその光景を目にすることが可能。追体験が過激だった場合や長時間接続すると被験者は”アニムス”から外されても幻覚や吐き気、肉体の痛みに苦しむ。カラムも例外ではなく、不調やアギラールの幻覚悩まされることに…。
エデンの果実
出典：youtube
遺伝子操作によって人間の暴力性を取り除く力があるとされている歴史的秘宝。一見、平和のために役立ちそうだが、人間の自由な意識をも失わせることになる。テンプル騎士団が支配力を強めるために長年その在り処を探し続けてきた。文明の記録が残る以前の時代から存在したとされ、手にした者は例外なく世界を変えてきた。旧約聖書ではアダムとイヴが食べることを禁じられた”禁断の果実”として記され、人間の神に対する不服従の起源とされている。
アサシンブレード
出典：youtube
アサシン教団が武器として身につけている小型の隠し剣。瞬間的に長さを変化させることが可能。敵を倒した直後にブレーサー（軍隊式ベルト）に収めれば、武器を所持している事実を隠蔽することができる。
イーグルダイヴ
出典：youtube
アサシンの肉体能力の中でも最大の離れ技とされる技術。建物の屋根などから空中にジャンプし、縦方向に回転して地上に着地する。そのシルエットはイーグル=ワンを連想させる。新参のアサシン教団への宣誓の前に行う最終テストの動きでもある。
スペイン異端審問
出典：youtube
15世紀から17世紀にかけて、スペイン王の監督下で、キリスト教以外の異教徒（プロテスタント、ユダヤ人、イスラム教徒など）に対して行われた審問と処刑。宗教的な理由というよりも政治的な思惑が設置に大きく関わっている。ペストの流行や経済的理由でイスラム教徒への不満が高まり、宗教的な目的よりも、政治的な意図が濃厚だった。異端審問は、魔女狩りとは異なり、比較的裕福な者を襲い多くが火刑に処された。およそ12万5000人が審判をうけたとされるが、そのうちどの程度が処刑されたかは諸説ある。
原作ゲーム”アサシン クリード2″で宿敵として登場した”テンプル騎士団総長ロドリゴ・ボルジア”（のちのローマ教皇アレクサンデル6世）が深く関わっていた。
レコンキスタ
出典：youtube
キリスト教国によるイベリア半島の再征服活動、国土回復運動の総称。イスラム教徒に占領されたイベリア半島をキリスト教徒の手に奪回する動き。
718年から1492年のおよそ800年にわたって行われていが、カスティリャの王女イサベルとアラゴンの王子フェルナンドの結婚により、両国が合同してスペイン王国となり、共同統治者となったことで終わりを迎えた。
魅力的なキャストたち
今作に出演しているキャストも超豪華！話題作に出演していたキャストも多いので誰か一人は見たことがあるのでは…？
マイケル・ファスベンダー（カラム・リンチ / アギラール・デ・ネルハ役）
出典：IMdb
今作の主役である死刑囚カラム・リンチ、そしてアサシンであるアギラールを演じています。
ドイツとアイルランドの国籍を持つ。2001年放送のHBOのテレビドラマ『バンド・オブ・ブラザース』で注目され、舞台でも高い評価を得る。2007年『300 〈スリーハンドレッド〉』のスパルタ戦士役で映画デビュー。2011年に、主演作『SHAME -シェイム-』が第68回ヴェネツィア国際映画祭で公開され、男優賞を受賞した。
さらにゴールデングローブ賞 主演男優賞（ドラマ部門）にノミネート、2013年公開の『それでも夜は明ける』で第86回アカデミー賞助演男優賞、英国アカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞など数々の賞にノミネートされ、同時に多数の男優賞を受賞し、高い評価を得ている実力派俳優。
マーベル作品「X-MEN」のマグニートー役、「スティーブ・ジョブズ」のジョブズ役（ロサンゼルス映画批評家協会賞主演男優賞受賞）などでも知られている。2016年末には俳優業を休止する予定であることをTime Out誌に明かしている。
マリオン・コティヤール（ソフィア・リッキン博士役）
出典：IMdb
アブスターゴにて”アニムス”を開発し、カラム・リンチに祖先の記憶を体験させる科学者ソフィアを演じています。
フランス出身。16歳でスクリーンデビューを果たし、2007年公開のフランス映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』で第33回セザール賞主演女優賞や第65回ゴールデングローブ賞主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）などを受賞。
第80回アカデミー賞主演女優賞も受賞し、アカデミー賞の演技部門ではシモーヌ・シニョレに続いて史上2人目、49年振りのフランス人女優の主演賞受賞者、そして、ソフィア・ローレンらに続いて史上5人目の外国語映画（英語以外の言語の映画）での受賞俳優となった。2010年、これまでの功績が称えられ、フランス芸術文化勲章を受章した。
また、クリストファー・ノーラン監督の「INCEPTION」や「ダークナイトライジング」などでも知られ、
マイケル・ファスベンダーとは2016年公開「マクベス」でも共演しており、今回は二度目の共演となる。
ジェレミー・アイアンズ（アラン・リッキン役）
出典：IMDb
ソフィア博士の父であり、アブスターゴ財団のCEO、そしてテンプル騎士団のメンバーアラン・リッキンを演じています。
イングランド出身。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属し、シェイクスピア作品を中心に舞台で活躍。ブロードウェイでの演技が認められ、『Real Thing』 でトニー賞を受賞。1980年公開の 『ニジンスキー』 でスクリーンデビューを果たし、1990年公開の 『運命の逆転』 でアカデミー主演男優賞を受賞。その後も『エリザベス1世 ～愛と陰謀の王宮～』 などでエミー賞を受賞し、史上14番目のトニー賞・アカデミー賞・エミー賞の三冠受賞者となった。
近年では「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のブルース・ウェインの執事ペニー・ワースとしても知られている。
ブレンダン・グリーソン（ジョセフ役）
出典：IMDb
カラム・リンチの父親であり、ある理由から妻を殺害してしまったジョセフ役を演じています。
アイルランド出身。小学校の教師から俳優に転身。35歳で「ザ・フィールド」(1990年)でスクリーンデビュー。その後「ハリー・ポッターと炎のゴブレッド」（2005年）ではマッドアイ・ムーディ役を熱演し世界で広く知られるようになる。近年では「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014年)、「白鯨との戦い」(2015年)、現在日本で公開中の映画、「未来を花束にして」に出演。
マイケル・K・ウィリアムズ（ムサ役）
出典：IMDb
アブスターゴ内で生活するアサシンをまとめるリーダー格であるムサを演じています。
アメリカ出身。ダンサーとしてマドンナやジョージ・マイケルのミュージックビデオに出演するなどキャリアを積んだ後、俳優業にも進出。テレビシリーズ「THE WIRE / ザ・ワイヤー」で注目を集め、その他「ロー&オーダー」などテレビシリーズに数多く出演。2014年公開「それでも夜は明ける」での演技が高く評価されている。ちなみに、25歳の誕生日に路上で襲われて顔面に切り傷を負い、以後、悪党の役柄を依頼されるようになったんだとか。
シャーロット・ランプリング（エレン・ケイ役）
出典：IMDb
テンプル騎士団の長老会の有力者であるエレン役を演じています。
イギリス出身。秘書からモデル、そして女優へ転身。イタリア映画『愛の嵐』で見せた、上半身裸にサスペンダーでナチ帽をかぶって踊るシーンはあまりに有名。同作での鮮烈な演技は世界中で話題に。近年では2015年公開「さざなみ」でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。同年、ヨーロッパ映画アカデミーから生涯貢献賞を授与された。
アリアーヌ・ラベド（マリア役）
出典：IMDb
500年前のスペインで、アギラールと共闘する勇敢なアサシンの一人、マリアを演じています。
ギリシャ出身。プロのダンサーとしても活躍。ギリシャ語や英語に加え、フランス人の両親の影響でフランス語も堪能。デビュー作であるギリシャ映画「Attenberg」(2010)での演技が高く評価され、ヴェネチア国際映画祭の女優賞を獲得。デビュー作での受賞は「ポネット」のヴィクトワール・ティヴィソル以来14年ぶりの快挙だった。その他「ビフォア・ミッドナイト」(2013)、「ロブスター」(2015)に出演。
英国向けトレイラーが最高にかっこいい
20世紀フォックス UKが英国向けに公開していたトレーラーでは、”エデンの果実”をめぐるストーリー部分、そして、よりアクションシーンにフォーカスした今作の美味しいシーンがいっぱいです！とにもかくにもアクションがすごい！！ゲームファンにも好評なようですね。
主演マイケル・ファスベンダー来日決定!!
そして先日、主演を務めた俳優マイケル・ファスベンダーさんの来日が決定したという大変嬉しいニュースが！
2月15日の試写会にて声優を務めた斎藤工さんと並んで舞台挨拶に登壇することがわかりました。マイケル・ファスベンダーさんがPRなどで公式来日するのは今回が初めて！
去年末には「俳優業から長い休みをとる」、と俳優休業についてTime Out誌に明かしたばかりなので、試写会に当たった方は目に焼き付けておきましょう…（すごく悲しい。）
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アサシン クリード【ムビチケカード】
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M20161103001
アサシン クリード ムビチケオンライン
https://mvtk.jp/Film/061447
以上、アサシン クリードを1ミリも知らないド素人なりのアサクリお勉強会でした。（間違ってたらごめんね）
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